サクセション交流会で青年部の役割を学ぶ
大青協は10/6に第44回定期総会を開催、30民商から47人が参加しました。
今回は大商連副会長と大婦協会長が来賓として参加していただいました。
また、今年の総会は「民商サクセション交流会」として、千葉県青協・議長のIさん(イラストレーター)を特別ゲストとして招き、千葉県青協で取り組んだ県交渉や平和・憲法の活動、青年部の魅力について語ってもらいました。
行政に青年業者の声を届けよう
9月に県青協で初めて県との交渉を行ったきっかけは、昨年2月の県青協総会で開催した県議による県政の学習会でした。
その際に議会向けの要望書を提出。
今年の総会でも県議に要望書を手渡しましたが、県連から「提出だけでなく、交渉もしてみたら」と提案されました。
その後、県議のアドバイスも受けながら、幹事会で要望項目について議論。
同時に、まわりの部員や会外の業者青年に聞き込みを行いました。
「日頃は部員にイベントを案内しても『関心ない』と言われれば、それで終わり。それが、『県に業者青年の声を届けるので、何か言いたいことは?』と呼びかけることで、民商のことも話しやすくなり対話もできた」と振り返ります。
また、「交渉の中で、開業支援の相談窓口が限られていたり、フリーランスを対策する部署がないことがわかった」と、業者青年が直接、実態を届けることの必要性を述べました。
商売を権力に利用させない
Iさんは平和・憲法の活動についても報告。
千葉市で武器見本市が開催され、Iさんは会場近くでイラストを入れた横断幕を掲げ、通行人に平和のメッセージを記入してもらいました。
「権力者のウソや不正がまかり通る政治がつづき、憲法までも変えられようとしている。このままだと『世の中や人の役に立ちたい』と頑張っている自分たちの商売も、権力者に利用されてしまう危険がある。業者青年が声を上げて運動していかないといけない」と発言。
民商青年部の仲間と出会って
最後に青年部との出会いを振り返り、「いろんな業種の青年との出会いで、世の中の広さを実感した。業者として人間としての成長につながった」と話しました。
各民商青年部の活動交流では、西淀川、東淀川、大正、吹田、寝屋川、和泉高石の青年部役員が発言。
「地域の祭りで青年部として出店し、部員も出店して商売をアピールした」(吹田)、「ブロックの青年部で、消費税・インボイスや『自営業にとっての働き方改革』をテーマに学習会を開催」(寝屋川)、「昨年に青年部での集まりを再建し、今後は部員訪問をしていきたい」(和泉高石)などが報告されました。
また、大青協を卒業する副会長のHさんは「大青協の活動に参加して10年。ここで出会った業者青年の方々のエネルギーに元気をもらった。青年部や大青協の活動を知らない部員が多くいるので、このエネルギーを知らせていきたい」と話しました。
総会では台風15号被害の支援募金を呼びかけ、1万9500円の募金が集まりました。全商連をつうじて千葉県など被害にあった会員に届けられます。